匿名希望のおでんFortranツヴァイさん太郎

生き物、Fortran、川について書く

鉛筆と万年筆

私はノートに書きながら考えをまとめることが多いです。 筆記具は鉛筆と万年筆を使っており、その時々の気分でどちらを使うかを決めます。

万年筆のインクは何種類かありますが、目的と気分で使い分けます。 例えば、モンブランのロイヤルブルーのような水で簡単に流れるインクで、 消えて困るような内容は書きません。

鉛筆と万年筆のどちらを使うかは気分によって決めますが、 ある程度考えがまとまっている内容を文章にする時は万年筆を、 言葉や絵が浮かばないような段階の思索では鉛筆を取ることが多いです。

万年筆はなめらかに筆が走り、疲れにくいという特徴があります。 鉛筆は文も図も荒々しく殴り書くことができ、万年筆に比べて抵抗のある書き味です。 このような生理的な感覚の違いが、どちらを使いたくなるかに関わっているように思います。

万年筆はプラチナ万年筆のプレジールとモンブランの No.34 を使っています。 インクはプラチナ万年筆のブルーブラック、モンブランのロイヤルブルー、 鉛筆は三菱鉛筆の Hi-uni 4B、 紙は大学生協の B5 のフールス紙ノートとコクヨ野帳 (sketch book) がお気に入りです。 No.34 とモンブランのロイヤルブルーの相性は抜群で、 他の筆記具とは一線を画す気持ちのいい書き味です。

本に書き込むには鉛筆は太いので、代わりにプラチナ万年筆のプレスマンを使います。 芯は 0.9 mm であり書き込みに使える位には細い一方で滑らかさがあり、 本体も軽いため鉛筆に近い書き味です。

色々なものがデジタル化して便利になっています。 同じように、筆記具と紙も洗練されて残ってほしいと思います。

bungu.univcoop.or.jp